Thunder | Core 4096x4096 デジタルルーター& モニタリングインターフェイス
プロダクト紹介
次世代の AD / DA / DD とオーディオルーティング
AX32:「プロオーディオ業界に衝撃を与えたぜ!」
AX64:「ちょっとまて、もっとすごいぜ!」
AX32とPentaシリーズで好評のオーディオI/Oカード用スロットを8基搭載した、汎用性の高いモジュール式、マルチフォーマットオーディオインターフェイスをご紹介します。
最大8枚のアナログカードを装着することができ、64のアナログ入力または出力オーディオチャンネルを、高い評価を得ているDADの高音質で提供します。
膨大な数のチャンネル、豊富なデジタル信号入出力、内蔵のSPQプロセッサー、Euconコントロール、サミングエンジン、Control | Pack、macOSおよびWindows 10用ドライバーを備えたこのデジタルオーディオインターフェースは、どんな用途にも使える最高水準の製品です。
つまり、AX64はポストプロダクション、スタジオ、ライブミュージック、設備音響の分野で幅広いタスクを引き受けることができる究極のモジュラーマルチフォーマットインターフェースなのです。
Overview
- 最大1,872入出力
- マルチフォーマットオーディオコンバータ
- ルータ、モニタリングインタフェース(アナログ拡張[オプション]あり)
- Thunderbolt 3 I/O(256ch.)
- Dante AoIP I/O(256ch.)
- MADI I/O(64ch.)
- MADI SFP I/Oモジュールオプション(128ch. - SFPは別売りです)
- ADAT I/O (16ch.)
- オプションのI/Oカード用8スロット
- 512x64 Ch. Pro|Mon サミング及びスピーカEQプロセッサー
DAW Interfacing

Features
- Thunderbolt 3 I/O (256 ch. @48 & 96 kHz)
- Dante AoIP I/O (256 ch. @48 kHz, 128 ch. @ 96kHz)
- MADI I/O (64 ch. @ 48 kHz)
- ADAT I/O (16 ch.) / SPDIF (2 ch.)
- オプションカード経由で最大1024 x 1024チャンネルのI/O
- オプションモジュール経由で最大256 x 256チャンネルのI/O
- 512 x 64チャンネル PRO | MON モニターコントロール機能
- スピーカーEQ 128ch(16フィルター)
- Control | Pack(再生冗長化とショーコントロール)
- 28ビット浮動小数点演算
- DADman経由でAvid Eucon対応
- Apple macOSおよびWindows対応ソフトウェア
- イーサネットまたはThunderbolt接続経由での制御
- Word Clock I/O
- オプションで110/240VのデュアルAC電源接続が可能
DAD Card Options
AX64にはオプションのI/Oカードを最大8枚まで装着することができます。ここではDAD AX32 および Penta 製品で使用可能なカードを紹介します。これらのカードは、AX64を含む製品間で完全に互換性があります。
ただし、今後AX64用に開発されるカードには下位互換性がなくなります。
現在利用可能なオプションカード:
- 8 Analogue Inputs (Line Signal)
- 8 Analogue Inputs (Mic Preamps)
- 8 Analogue Outputs (Line Signal)
- Dante Card (128 Ch.)
- Dual MADI Card w/SRC IN (128 ch (2 x 64 Ch))
- Dual MADI Card w/SRC IN/OUT (128 ch (2 x 64 Ch))
- AES Card (16 Ch.)
さらに、MADI/DADLinkモジュールとデュアルMADIカードに、さまざまなSFPモジュールを追加することも可能です。
- SFP/LC – オプティカルモジュール(マルチモード、1300 nm、低出力LED) / 647-110
- SFP/LC – オプティカルモジュール(シングル/マルチモード、1300 nm、レーザー) / 647-200
- SFP – コアクシアル MADI トランシーバー(HD/ミニ-BNC) / 647-400
Control
Thander | Core Audioインターフェィスは、DADmanソフトウェアで制御します。
DADmanはイーサネットまたはThunderbolt接続の通信チャネルを介してThunder|Coreインターフェイスに接続することができます。
Thunderboltポート経由でより多くのユニットをデイジーチェーン接続することができ、各ユニットはDADmanコントロールソフトウェアに表示されます。(現時点では、デイジーチェーンで接続したユニット間の信号のやり取りはできません。Tunder|Coreデバイスとして各アプリケーションにてデイジーチェーンの2台目を選択することができますが、その場合は1台目に入力された信号を2台目のThunderbolt入力へ出力することはできません。)
イーサネット経由のコントロールでは、2つのRJ45コネクターがスイッチとして機能し、より多くのユニットを接続することができます。また、Dante /AES67オーディオも2つのRJ45コネクターで接続されます。
Thunder | Core テクノロジー
DAD Thunder|Coreテクノロジーは、macOSまたはWindowsコンピュータ内のオーディオアプリケーションと、Thunder|Coreオーディオハードウェア間を、ほぼゼロレイテンシーでThunderbolt 3接続を提供します。
Thunder|CoreインターフェースはThunderbolt 3/PCIeの接続・データ転送を高速に行い、接続時のレイテンシーは2サンプル、ユニット内ではEQやサミング処理も行うため、デジタルインターフェース時のレイテンシーは合計9サンプルとなります。
チャンネル数は48/96kHzで最大256ch、96kHzでのレイテンシーは95μsです。
オーディオアプリケーションとのトータルのレイテンシーは、アプリケーションに設定されたバッファサイズに依存します。バッファサイズが32サンプルの場合、96kHzでのレイテンシは670マイクロ秒となります。
Control | Pack
Control | Pack はNTP Technologyが提供するDAD Thunder | Core シリーズのルーティング設定を、特定のシグナルをトリガーにして切り替える機能です。用途としては、メインのシグナルが何らかの障害によって喪失した場合に、同期しておいたサブのシステムへ切り替える冗長化や、シーケンスによる信号をトリガーに、意図してソースを切り替えることが可能になります。
詳しくはコチラ
Key Specifications
- 2 x Thunderbolt 3ポート、15W電源
- 双方向256チャンネル @ 44.1/48 kHz
- 双方向256チャンネル @ 88.2/96 kHz
- 128チャンネル @ 192 kHz
- 64チャンネル @ 384kHz
Audio Driver Support for macOS
- Core Audio Thunder|Core Audio Driverに対応
- Intel、Apple Siliconプロセッサー、macOS Big Sur 以降に対応
- より多くのアプリケーションでDadmanの利用を可能にするコアオーディオアグリゲートI/O接続
- DADman用コントロールコネクション
Audio Driver Support for Windows
• ASIO Thunder|Core Audio Driverに対応
• Windows 10 以降
• Asio Driver(ひとつのアプリケーションで対応)
• DADman用コントロールコネクション
Functionality
AX64は合計で4,096x4,096のノンブロッキングクロスポイントの能力を持ち、I/Oおよびプロセッシングレベルでは1,500x1,500のクロスポイントの能力を提供することが可能です。
マトリクスはすべての入力を1つまたは複数の出力にわずか5サンプルの固定レイテンシでルーティングし,44.1~384 kHzのサンプルレートをサポートします。
SPQスピーカーのEQ管理はCoreでネイティブに利用でき、1,024個のフィルターを16個のフィルターで64チャンネルに結合し、それぞれディレイを調整することが可能です。
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DADlink | 高速オーディオ伝送コネクション
DADlinkはDAD独自の新しいオーディオ/データフォーマットです。
Penta720、Penta721s、AX64、AX Center、Core256、AX32などのユニット間で高速伝送を実現します。44.1kHzから384kHzのサンプルレート、237dBのダイナミックレンジ、そして最高の音質を備えており、最大128の双方向チャンネルを低レイテンシーで制御することが可能です。